平成22年に開校したシノザキロゴスアカデミーは、真岡高校のすぐ南に位置し、シノザキ楽器・シノザキ総合音楽学院に併設する進学塾である。
入塾時の学力は一切不問。途中入塾も全く問題ない。必要なのは目的意識だけである。
「『わからない』でなく『わかるようになりたい』、それさえあれば学力は向上する。」
そして多くの生徒は「学び直し」からスタートする。
当アカデミーは1クラス定員8名のゼミ形式で受講するシステムだが、文系や理系、私立志望や国公立志望、真岡地域内外など多種多様な生徒が在籍する。
同じ教室で生徒が1人ひとり異なる分野や問題に取り組み、個々のニーズに合わせた個別指導も行う。
先輩は後輩の見本になるように取り組み、後輩は先輩の姿を見て、早い段階から受験を意識し始める。
昨年は社会人のご夫妻も入学し、「学ぶ楽しさを実感している」と喜びを語ってくれた。
また、授業の内外で社会の「生きた」話も後輩たちに語ってくれている。
それを聞く高校生たちも意見を出し合い、学校では味わえない雰囲気を楽しんでいる。
まるで現代の寺子屋のような、あるいは部活動のような雰囲気である。
この雰囲気こそが毎年難関大合格者を輩出する秘訣なのかもしれない。
時代は平成から令和へと移り変わりましたが、現在の日本社会は未だに閉塞感に覆われたままです。
政治、経済、外交、福祉など、様々な分野で取り組まねばならない課題が山積しており、アジア・アフリカ諸国の台頭もあって、
国際社会における日本のプレゼンスは低下の一途を辿っています。
そこには、戦後70年に渡り凄まじい勢いで経済成長・経済発展を進展させてきた日本の姿はもはや見られず、
次のフェーズに移行するための大きな壁に直面し、もがいているように感じられます。
このように行き先不透明な現代において、未来を担う若者に対する教育の重要性も高まっている反面、
彼らを取り巻く現状も、待ち受けている未来も明るいとは言い難いものです。
2019年現在、わが国には国公私立合わせて772もの大学があり、同一年齢人口120万人の内、およそ半数にわたる約60万人が大学に進学する、
ユニバーサル教育の時代になりました。
最高学府で学問を修めることのできる若者が増えたことは一見喜ばしいことですが、一方で大学教育の質の低下も叫ばれるようになりました。
また、情報化社会の進展やグローバル競争の下で、終身雇用・年功序列といった旧来の日本的経営雇用制度が崩れつつある中、
大学を卒業しても正社員の働き口が見つからない、あるいは就職することができても数年で退職を余儀なくされ、ワーキングプアから脱出できず生計を立てるのにも苦労するなど、一昔前では考えられない事態が発生しています。
このような現状の中で、若者に夢を持つことの必要性や自己実現の大切さを説くのも難しい話でしょう。
本学は、大学受験対策予備校として平成22年に開校し、10年の節目を迎えます。
英語・数学・国語の各クラスを開講しており、教科書レベルの基礎の理解から難関大学入試対策まで、生徒は一人ひとりの学力や希望に応じて講師の親身な指導を受けることができます。
しかし、生徒にとって志望校合格が決してゴールではなく、入試対策の小手先のテクニックの伝授のみが本学の役割ではありません。
本学の授業では、どのように解くのか(How)ではなく、なぜそうなるのか(Why)、すなわち、各教科の本質の理解と知へ接近することの面白さを生徒に伝えることに重点を置き、高校の「勉強」から大学の「学問」への橋渡しとなることを目指しております。
また、講師や他の生徒との交流を通して、なぜ大学に進学するのか、大学で何を学びたいのかを明確にさせ、生徒にとって最善の道を選びだす手助けとなるのが本学の存在意義だと考えています。
1クラス最大8名と少人数授業のため、講師と生徒、あるいは生徒同士の距離が近いのが本学最大の特徴です。
学校や学年、学力の異なる生徒と同じ教室で学ぶことは、授業運営の点では一見非効率に見えるかもしれません。
しかし、そこでのコミュニケーションを通じて得られるものは、学校の教室では学べないものです。
江戸時代の寺子屋、現代で言えば部活動のような雰囲気のもと、様々な刺激を受けながら勉学に励むことができます。
入学時の学力は一問いません。必要なのは「こうなりたい」という目標意識です。学問の真髄を味わいたい方、後悔のない進路選択・キャリア設計を望んでいる方、そのような方に本学の存在が自己実現のきっかけとなることを願っております。
・部活動と勉強の両立を目指す方 |
【1】「少人数クラス授業」で徹底理解
シノザキロゴスアカデミーでは、クラス全員がきちんと理解できていることを確認しながら授業を進めます。 そのため、クラス定員は8名。これは、先生と生徒が対話をしながら授業が進められる最大人数です。
【2】厳選したテキストで「繰り返し問題演習」で得点力がUP
一人ひとりにあった「副教材」(テキスト・問題集)を選定し、年間で、どの教材を、いつ・どうやってこなしていくかの計画を策定します。 授業のあとは塾に残って、問題演習を繰り返し実施してもらいます。 そうすることで「理解」が「解ける」に変わります。
【3】他にはない受験校戦略
あらゆる試験を経験した講師陣が、どの受験校を選ぶか徹底的に進路指導を行います。