取り扱いブランド
1969年、ミヤザワフルートは日本で生まれ、世界で鍛えられてきました。
日本は世界有数の「フルート製造大国」ですが、なかでもミヤザワフルートは、その75%がヨーロッパとアメリカを中心とした約30カ国に輸出されています。
ミヤザワが求めるのは、ハイ・クオリティ&ハイ・コスト・パフォマンス。そして、ミヤザワでしか手に入れることのできない、いくつもの革新的な技術とメカニズム。
すべてのミヤザワフルートは、日本国内において製造されています。
ブローガーシステム
著名なフルートメーカー、ヨハン・ブローガー氏がデザインしたブローガーシステムはミヤザワだけが特許使用権を持つ、画期的なピンレスメカニズムです。 この技術によって芯金のたわみがなくなり、各キィに於けるバネ調整が改善され、キィの動きが驚異的に向上して従来と全く違ったキィアクションで、より自然に演奏できるようになりました。 また、ノックピンを排除することで、キィを動かす時に起きる摩擦によって生じるキィの不具合が完全に解消されました。 奏者の手に自然になじむように、人間工学に基づいてデザインされたブローガーの親指キィメカニズムは、手の疲労を最小限に抑えてくれます。 そして親指キィの柱の位置を移動させキィパイプを長くすることで、よりスムーズで確実な演奏が可能となりました。 従来の親指キィメカニズムは、平らなバネがフルートの管体に触れており、摩擦による消耗不具合が避けられませんでした。 この斬新的なブローガーの親指キィメカニズムは、メインラインのキィと同様の丸バネを使用することにより、著しくその消耗を減らしスムーズな運指が出来るようになりました。 このようにブローガーシステムは、従来のフルートに比較してすべての点で優れた高性能システムです。
フラットカップ
カップの底面を平らに加工し、パッドの装着精度の向上を図った機構です。パッドとカップの形状誤差の減少により、プレイヤーに合わせた調整が可能になりました。また、パッド固定ナットの一体化により、カップ内の精度が向上し使用変化を最小限に抑えられるようになりました。 このように手間、コストがかかることも積極的に導入しております。
銀製接続管(胴部管、足部管)
スムーズな接続のため、管体洋銀製(PA-101, Atelier-1, Legacy-1)の接続管を銀製にしております。 特に足部管は従来のように膨らませることなく、しかもハンダ付けをしております。
Eメカニズム
第3オクターブのE「ミ」音を出しやすく機能です。
アルタス
アルタスの目指すフルートのイメージはひとつ。だからすべての機種がハンドメイド仕様です。スムーズな操作性のためのキイメカニズムなどクオリティのたかさと優れたコストパフォーマンス を同時に実現したスタンダードモデルからフルートの理想を形にした総銀製ドゥローントーンホールモデルなど、アーティストと対話する音作りを誇りにしています。
Eメカニズム
フルートの構造上出しにくくなっている第3オクターブのE音を発音しやくするシステムです。あるたすでは、インランキイのEメカニズムには 左手ピンレスシステムを採用し、スムーズなキーいアクションを実現しています。
H足部管
通常のフルートより半音低いH音が出せる足部管です。音域の拡大のほかに、中音域での音色や音程の安定というメリットがあります。
D#ローラー
H足部管専用のオプションです。D#ローラーをつけることでよりスムーズなキイアクションをサポートします。
オープンG#システム
裏側のG#のトーンホールがなく、通常のフルートとは異なる運指をもつシステムです。 Eメカニズムが不要で構造がシンプルになり、またトーンホールの数が少ないためより安定した音色、音程が得られます。